医系専門予備校メディカルラボ

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名古屋市立大学 医学部医学科
解答速報2024

メディカルラボが
名古屋市立大学の解答速報を作成!

2月28日(水)の朝日新聞、中日新聞、読売新聞(朝刊)に掲載された「2024年度 名古屋市立大学医学部の入試問題と解答例」の全解答例を掲載しています。
解答例、問題はボタンをクリックするとご確認いただけます。
名古屋市立大学のご協力のもと、メディカルラボが解答例を作成し、傾向を分析しています。

  • 2024年
    2月25日(日)
    実施

    英語(120分)300点
    傾向分析

    読解3題と自由英作文1題から成る形式に変化はない。読解量は昨年度より減少したが、内容がやや難化したため、全体の難易度に変化はない。大問1は「ゼネラルモーターズの製品開発の推移」についての英文で、設問は選択式であるため解答しやすい。昨年度にはなかったグラフの読み取りが出題された。大問2は「脊椎損傷患者が自立できる新システム」についての英文で専門用語が多いが、医学部受験者なら注釈もあるので問題ないはずである。新形式の問いとして該当段落の全訳が出題された。大問3は「デザインの定義」についての英文だが、かなり難解な英文で内容理解には苦労したと思われる。設問は解きやすいように配慮されているが、それでも内容一致は簡単ではない。最後の自由英作文は「学生の立場でAI学習の長所と短所」について120~150語で述べる問題で、よく知られた題材である上に学生の視点で述べればよいため書きやすかっただろう。内容に関する問題はやや難であるが、文中空所補充がすべて容易であったため、全体としては標準である。

  • 2024年
    2月25日(日)
    実施

    数学(120分)300点
    傾向分析

    大問1は空間ベクトルの基礎問題、大問2は条件つき確率、大問3は整数の剰余類の問題、大問4は面積積分に関する問題である。昨年度と比べて難度に大きな変化はなく、全問を通して基礎力が問われる問題である。内容的には、黄~青チャートレベルのテキストで対策しておけば十分足りる。時間についても完答するには十分に余裕があり、高得点が必須であろう。目標は80%以上。 大問1は空間図形を題材とした問題ではあるが、問われている内容はごく基本的なものであり、完答を目指したい。大問2は事象をしっかり把握していけば、その過程で悩むこともないだろう。どのテキストにおいても取り扱う基本的な条件つき確率の問題であるため、ここもしっかりとっておきたい。大問3は基本的な剰余類の問題である。合同式や二項定理などを用いれば丁寧な解答が目指せるが、 これらを用いなくても要点を捉えた解答が立てばよいだろう。(2)の処理がややミスをしやすそうではあるが、時間的には余裕があるため、正確に求めたい。大問4は三角関数の面積積分であり、数学Ⅲからの出題ではあるものの、積分計算自体は複雑なものではなく、文系の受験生でも解ける内容となっている。ただし、最後の計算については効率よく計算できるかどうかで分かれるであろう。問われているものを見失うことなく計算したいところである。

  • 2024年
    2月25日(日)
    実施

    化学(2科目 150分)2科目合計400点
    傾向分析

    例年通り、理論・無機化学が2題、有機化学が2題(エステルの合成実験および構造決定から1 題/合成高分子から1題)の大問4題の構成であった。今までと同様に論述問題が多く、日頃から自分の言葉で説明する練習が必要。第1問は電気陰性度の定義と計算、双極子モーメントからの出題で、文意をすばやく読み取れるかがポイント。やや発展的な内容であり、また一見複雑そうな計算に感じるため、後回しにした受験生も多いかもしれない。後半の設問は比較的解きやすく、最後まで目を通すことも重要。第3問の有機化学では、2020年度以降出題のなかった「実験(器具)図の描画」問題が出された。教科書等に記載されている実験操作や実験器具はしっかりと把握しておく必要がある。難度の高い問題や計算力を要する問題の直後に平易な問題が含まれているので、効率よく解くことが求められる。

  • 2024年
    2月25日(日)
    実施

    物理(2科目 150分)2科目合計400点
    傾向分析

    例年通り、大問4題構成であり、波動以外の分野(原子も含む)から出題された。また、論述問題も例年通り出題された。大問1は「ハンマー投げ」という競技について力学的に考察する内容であった。見慣れない題材であり、戸惑った受験生も多かったであろう。また、問題文が長く、状況設定を把握するだけでも時間がかかるため、大問1の得点率は低くなることが予想される。大問2の熱力学は標準レベルの問題であった。このような取り組みやすい問題で着実に正答を積み重ねていきたい。大問3は前半と後半に分かれており、前半は思考力が問われる問題であったため、苦戦した受験生も多かったであろうと予想される。それに対し、後半は標準レベルの問題であった。大問4は「原子核」という原子分野の中でも受験生がなかなか手をつけない内容からの出題であった。全体を通して、見慣れない題材の問題は後にまわし、大問2や大問3の後半といった基本から標準レベルの問題で確実に得点を積み重ねていくことが合格の鍵になる。今年度は全体を通して受験生に馴染みのない題材から多く出題され、また大問4の数値計算が煩雑であることを考え、得点率50%~55%が合格者ボーダーラインと予想する。

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医系専門予備校メディカルラボとは

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