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メディカルラボ通信

2021年11月号『秋から冬の医学部受験攻略法〔化学・生物・物理編〕』

2021.11.25 Updated
 いよいよ2021年も残り1ヶ月ほどになりました。街中はクリスマスムード1色ですが,受験生の皆さんにとっては今が正念場。今年はぐっとこらえて,入試本番に向けた最後の追い込みに全力を尽くしましょう!
 さて,今回のメディカルラボ通信は先月に引き続き,メディカルラボで指導にあたっている化学講師の木下貴善先生,生物講師の余傳修一先生,物理講師の大石直矢先生に,「秋から冬の医学部受験攻略法」として入試直前期の学習のポイントについてアドバイスをいただきました。

秋から冬の医学部受験攻略法〔化学編〕

① この時期の学習ポイント

 まず弱点を見つけて,その弱点を克服してください。不得意な単元はどうしても手が進まず,得意な問題ばかりを勉強し,嫌な単元は嫌なままで放置してしまいがちです。実は苦手な単元であればあるほど,そこには大きな伸びしろが隠れているのです。わかりにくい単元は高校の先生や,塾・予備校の先生方に質問し,弱点をどんどん克服して自分の強みに変えていってください。
 弱点以外の単元については,現在使っている問題集を最低2周は取り組んでください。その中で,間違える問題があれば何度も繰り返し解いて,「こういう論点が問題になっている。ではその答えを出すためにはどういう原理や原則に基づいて考えれば良いのか。計算式や公式はどれを使うのか」という解法パターンをマスターしてください。

② 共通テスト対策

 従来のセンター試験の内容にプラスして,グラフや表などから情報を読み取って解答する問題が出題されます。目の前の事象だけでなく,多角的な視野と知識を持って臨まねばなりません。
 共通テスト模試に出題された問題を例に挙げますが,「分子の構造と特性」,「海洋生物の成育に影響を与える酸」,「温室効果ガス」,「有機化合物の合成原料」,という4つのキーワードから連想される化合物が何かわかりますか?これらは全て二酸化炭素に関するキーワードで,多岐にわたる単元で出題されています。それぞれの内容を分析して読み解かなければ正答には至りません。
 実戦演習としては,共通テスト対策用の問題集を使用し,問題を解答する際には目の前の事象だけに囚われず,広い視野・深い知識を持って問題を解くように意識してください。

③ 私立医学部〔1次〕・国公立医学部〔2次〕対策

 医学部入試は試験時間が圧倒的に足りません。全ての問題を完答することは至難の業です。医学部入試で目指さねばならないのは,満点をとることではなく合格することです。他の受験生より1点でも多く取り,合格ラインを超えねばなりません。そのためにすべきなのは「解ける問題から確実に正答し,点数を積み上げ,捨て問には絶対に手を出さないこと」です。
 過去問演習の際にも,本番同様に「どの問題から手をつけるのか,その問題にどれだけの時間をかけるのか,捨て問はどれなのか」と作戦を立てて臨んでください。

④ その他

 各大学は多種多様な問題を出してくるので,理論,無機,有機の各分野をバランス良く演習してください。特に「気体」,「平衡」,「有機化合物の構造決定」は頻出ですので,これらの単元の問題演習はしっかりと取り組んでおきましょう。
 また見慣れない単元として,「実在気体の状態方程式」,「アレニウスプロット(アレニウスの式)」,「フェノール樹脂」,「ミカエリス・メンテンの式」,「リチウムイオン電池」などに注意が必要です。さらに2021年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎(まなべしゅくろう)氏の「気候モデル」に関連して,「温暖化ガス・二酸化炭素」なども要注意です。

 

(メディカルラボ化学科講師/木下 貴善)


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