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メディカルラボ通信

2021年10月号『秋から冬の医学部受験攻略法〔英語・数学編〕』

2021.10.23 Updated
 もうすぐ11月です。ここ最近は全国各地で急に寒くなり,コートを引っ張り出した人も多いのではないでしょうか。受験生の皆さんにとって,この10~11月の時期は,「○○マーク模試」「◇◇記述模試」「△△大オープン」と毎週のように模試を受験する時期かと思います。入試本番の時期もさることながら,受験校決定の大事な判断材料となる模試が続くこの時期も体調管理が重要です。くれぐれも風邪などひくことのないように万全の態勢で望みたいものですね。
 さて,今回のメディカルラボ通信は,メディカルラボの大阪エリアの校舎で指導にあたっている英語講師の今田勝規先生と数学講師の河出匡央先生に,「秋から冬の医学部受験攻略法」として入試直前期の学習のポイントについてアドバイスをいただきました。

秋から冬の医学部受験攻略法〔英語編〕

① 11月以降の学習ポイント

 英語の場合,11月以降の学習では,主に自分が受験する大学の過去問を使って演習を行いながら,各大学の問題や傾向を分析することに時間をかけます。しかし一方で,英語という科目の特性上,知識の正確さ自体が正答を左右するということを考えれば,これまで習得してきた知識を今一度しっかりと確認するといった作業を怠ってはいけません。過去問演習の時期に入ると,そうした知識確認にあまり力を入れないという人がいます。インプットのプロセスは完了していると考えて,とにかく問題を解いて,答え合わせをして,その点数に一喜一憂するというような作業を繰り返してしまうのです。確かに,過去問をこなす中で実践的な知識が強化されることは言うまでもありません。しかし,体系的な基本知識の確認をしなければ確実に曖昧になってしまうタイプの知識があります。残り3ヶ月といった時期の学習において,そうした知識を堅固なものとしてさらなる自信につなげていくことが大切と言えます。

② 私立医学部〔1次〕対策

 私立医学部の英語の問題については,過去問の研究が必須になります。大学によっては,毎年の形式変化が激しく予測不可能なところもあります。しかし一方で,形式的な変化や大問の順序変更があっても,それぞれの大学が求めているポイントはそれほど大きく変わらないとも言えます。重要なのは,自分が受ける大学の英語の問題を数年分通覧することで,その大学がどういった能力を受験者に求めているかを理解することです。
 例えば,空所補充という問題形式に関しても,実際には様々な種類があります。単に前後の文脈で意味内容を推定する4択問題もあれば,純粋に文法や構文の形式から機能語を記述させるものなど色々です。下線部和訳でも,文脈から難表現を類推させるものもあれば,単に構文の知識を問うものもあります。単に問題形式といった「かたち」に注目するのではなく,各大学の意図としての「なかみ」を考えることによって,それぞれの大学が求めている解答にうまく合致した思考を養うことが可能になります。

③ 共通テスト・国公立医学部〔2次〕対策

 共通テストの英語の問題については,やはり読解量と時間の制限が問題となるでしょう。センター試験とは違って,まだ歴史が浅いために,今後も問題形式が変更される可能性があります。センター試験では,だいたい読むべき箇所は決まっていて,問題の意図や形式も一定であったため,かなりの省エネを図ることができました。一方の共通テストでは,「流せる」箇所がそれほど多くありません。ただ,設問の難度自体はそれほど高くないので,とにかく本文を読解する中で効率的に「イメージ化」することが重要です。共通テスト形式の問題を数多くこなし,英語を日本語に言語化するだけではなく,読解すると同時に映像化するような練習をこなす必要があります。

 国公立2次対策については,英語の場合,実は私立大の対策とそれほど変わるところはありません。自分が受ける可能性がある大学の過去問を使って,英文和訳,空所補充,内容一致といった問題をこなしていきます。国公立の問題は概して癖のない問題が多いため,形式についての分析ではなく,各大学がどういった出題意図を持って作問しているかを考える必要があります。また英作文に関しては,各大学の難度に合わせて対策するといいでしょう。ただし,難度の高い大学であっても,簡単な自由英作文を求める大学であっても,問われているのは「平易な英文を正確な文法で表せる能力」です。

(メディカルラボ英語科講師/今田 勝規)


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