メディカルラボ

medical labo story

生徒にとって最善の方法を
組み立てるため、
チームをまとめて
フィードバックする
「担任」の役割。

メディカルラボでは、生徒1人に対して各科目の講師7名がチームを組んでいて、その7名のまとめ役が私たち担任です。私たちは、生徒のための受験情報の収集や分析、受験校の選定に向けての準備、授業の進捗状況や習熟度をまとめるほか、生徒や講師、保護者さまとコミュニケーションをとり、チームにフィードバックする役割があります。また、スタートレベル判定テストの結果や面談をもとに作成する『個別カリキュラム』は、メディカルラボの大きな特徴の一つです。この『個別カリキュラム』が、志望校への合格に導く大切な道筋となります。

合格のための物語

戦略を立て、
苦手教科を合格点まで引き上げる。

入校当時、数学に苦手意識を持っている生徒がいました。そこで、まずは苦手意識を払拭し、できることを増やしていくことが重要だと考え、全科目の学習バランスを見ながら意識的にフォローすることにしました。

それでも、5月の模試では数学の偏差値が47と、思うように成績が伸びません。分析すると、基本的な公式を使う問題は解けているものの計算の効率的なやり方が身に付いていないことや、問題文で「必要なポイント」に気付けていないケースが多いと分かりました。

そこで計算スキルの向上を図るとともに、公式の暗記ではなく「なぜこの問題にこの公式を使うのか?」から講義を行うことに。本人に考える習慣を付けてもらうために、講師が質問し生徒が口頭で答えるというやり取りを授業の中に必ず取り入れてもらうようにしました。

生徒本人は、数学の成績がすぐに伸びないことに焦りを感じ「数学の授業を増やした方がいいですか?」と相談に来ましたが、それでは他の科目に影響を及ぼしてしまいます。

そこで「今の授業数をキープすることで、十分に医学部合格は狙える。得意な英語と生物を得点源に、数学と化学は合格点を取ることを目標にしよう」と戦略を立て、学習スケジュールを逐一チェックして舵取りをしていました。

夏頃には英語の成績が順調に上がっていたので、文法と読解の授業の内訳を変更し、読解をメインで進めました。一方で、数学の計算力を高めるため、自習時間には現役医学部生のチューターによるトレーニングを続けました。

秋には、受験する大学の『マッチング指導』を実施。メディカルラボでは各大学の過去問の内容や出題形式、問題量などの分析を行っています。頻出単元がその生徒の学力特性に合うかどうかを考え、合格可能性の高い大学を選定します。

8大学をマッチング後、保護者さまからご要望があり、こちらで選定した大学すべての特徴をご説明しました。また、本人との相性がどういいのかの根拠もお伝えし、ご納得いただけました。

支える、応える、メディカルラボ

精神的に辛い時期も、
顔を合わせて寄り添う。

最終的に、その生徒の数学の偏差値は56.9まで上がっていました。受験期間中も、受験が終わる度に校舎に寄ってもらい、顔を合わせて入試の感想を聞かせてもらいました。メディカルラボでは、受験直後に校舎に立ち寄り実際に出題された問題を記した「受験レポート」を書いてくれる生徒がとても多いのです。精神的に厳しい受験期ですが、「話すうちに頭が整理される」と言って試験内容について話しをしていく生徒や、自習していく生徒もいます。

そして、数学が苦手だった生徒からも、「合格しました」の一報が入りました。自己採点によって手応えを感じていましたが、やはり私も嬉しさが込み上げてきて、ホッとしました。

生徒の中には、受験への不安から気持ちが保てなくなったり、勉強が手につかなくなったりする子もいます。だからこそ、担任としての気付きと、その生徒に合ったアクションを起こし続けることが大切だと思っています。

奥田真美子先生

Takashi Ogasawara

担任

奥田真美子先生

千葉津田沼校の校舎長になって5年目に千葉柏校が開校し、2校の校舎長を兼任。「どちらの校舎も、勉強に真摯に取り組む生徒さんばかり。同じ医学部を目指す仲間として励まし合っています。また、サポート力抜群で話しやすいスタッフが多いので、息抜きしたい時はホッとできます」

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