・医学部受験 2019年度入試動向の解説
・私立31大学医学部 英語の出題傾向と対策
・私立31大学医学部 数学の出題傾向と対策

医学部受験 2019年度入試動向の解説

私大医学部入試の現状と大学別合格者・不合格者の偏差値分布、過去問の活用法などについてメディカルラボ名古屋校の校舎長である可児先生より説明されました。

私立31大学医学部 英語・数学の出題傾向と対策

最初に私立の医学部全体の傾向を話した後、2019年度入試を具体的に分析した結果、見えてきた難化傾向の大学や易化傾向の大学をピックアップ。一つひとつの大学についてどのような問題が出題され、2020年度入試に向けてどのような勉強・対策が必要かが解説されました。中でも問題の出題傾向に変化があった大学については、分析した結果から予想される展望を説明。英語では、出題形式が独特の大学への具体的な勉強法が、数学については新傾向の出題をした大学の問題が触れられました。

総括

私大医学部入試では、出題形式が独特な大学もあり、傾向や科目の配点、分量、試験時間が大学により大きく異なるので、早い時期に過去問を一度解いてみると良いでしょう。そして自分の苦手科目や得意分野などの学力特性を考え、いわゆる「相性」の良い大学を見極めて志望校を最終決定しましょう。また、過去問に本格的に取り組む時期も現役生は、早すぎても未習分野があり正確な学力が把握できないので注意が必要です。
過去問対策としては、「赤本」などの過去問を解きただ漫然と解答解説を読むだけでは不十分で、出題者の意図も考え解答する順番やいわゆる、自分にとっての「捨て問」はどれかも考えましょう。また、必ず制限時間をはかり解答する時間配分のシュミレーションも必要です。
医学部合格のための勉強法は、「受験勉強は『過去問』に始まり、『過去問』に終わる」。しっかり過去問対策を!ということに尽きます。