医学部 合格体験記
ENTRANCE EXAM EXPERIENCES OF THE MEDICAL FACULTY
未来の自分像をしっかりと想像して、目的意識を持って学習に向き合える環境を。
札幌医科大学・一般
玉井 雅也
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1
合格までの
道のり弱点の見極めが転機に。「英語」の授業を増やし、克服。
一度目の受験に失敗し、その年の5月上旬にメディカルラボに入学。夏休みまでは主に基礎知識の確認、夏休み以降は過去問を解くなどの演習中心の学習を進めました。夏休みに入る前に、「英語」の力が足りないという自覚があり、担任も同様の考えだったため、夏休みから「英語」のコマ数を週2回に増やしたことが今考えると転機だったのかもしれません。秋に体調を崩したり、ケアレスミスがなくならないスランプに陥ったりしましたが、各科目の講師や教務のスタッフに相談することで、なんとか乗り切り、最終的には合格を勝ち取ることができました。
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2
入校して
よかったこと個別授業と、質問専任チューターが強み。志を共にする仲間も見つかる。
メディカルラボは大手予備校と違い、講師1名あたりの生徒数が少ないため、1人の生徒に対するバックアップがとても充実しています。さらに、授業外の質問には専任の学生チューターが対応してくれるので、疑問の早期解決が可能に。札幌校では、北海道大学と札幌医科大学の現役医学部生が対応してくれました。また、ここに所属している生徒全員が医系学部を目指しているので考えや思想が近く、現代医療について自分たちの考えをシェアすることもできました。
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3
おすすめの
勉強方法仲間と同じ問題を解き、答えを確認し合う。議論することで記憶の定着に。
私がおすすめしたいのは、仲間と一緒に問題を解いて答えを確認し合う、という勉強法です。仲間と答えが異なったら徹底的に議論を。その際、自分の考えを伝える一方で、しっかりと相手の主張を聞くことが重要です。そうした議論を重ねた上で一つの答えを導き出し、最終的に解答と照らし合わせをするのがいいでしょう。もちろん、仲間と答えが同じなのであれば、その分野について抜けている知識がないことを確認できますし、この勉強法は“アウトプット型”なので、記憶にも定着しやすいと思います。
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4
志望校選びで
重視したこと地域密着の医療と、再生医療の研究。道内で医師を目指す選択を。
札幌医科大学は道内大学であり、北海道の地域医療に特に力を入れている大学なので選びました。私は北海道生まれで地元に強い愛着を持っているので、将来は北海道の医療に携わりたいと思い、道内の医学部を受験しようと考えていました。授業カリキュラムや研修後のキャリア形成の仕組みなどを調べていくと、札幌医科大学は他の道内の2大学に比べ、地域密着型であると感じ、受験校の確定に至りました。また、私は整形外科医を目指していることもあり、運動機能の再生について学ぶことができる札幌医科大学がとても魅力的でした。