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メディカルラボ通信

2021年7月号『先輩に聞く!医学部受験に向けた夏休みの過ごし方』

2021.7.23 Updated
 ここ最近は朝の早い時間から蝉の鳴き声が聞こえてきて,本格的な夏がやってきたなと思います。「夏を制する者が受験を制する」とよく言われますが,これは「夏に何か特別なことをしなきゃダメ」という意味ではなく,これまでの学習の延長として,夏休みに適切な計画に基づいてコツコツと学習を進めることが,結果的に「受験を制する」ことにつながるという意味なのでしょう。
 今回は,現在メディカルラボの校舎で医学部を目指す受験生を日々フォローしている現役医学部生チューター3名に,「夏休みの過ごし方」「学習計画の立て方のポイント」について,自身の経験を踏まえてアドバイスしてもらいました。

 

 

CASE1:N.Fさん(名古屋市立大学/2018年度入学)

個票返却時には「今の自分は受けたときの自分とは違う」と思えるような勉強を

 模試は偏差値や点数がどうしても気になりますが,あくまでも力試しの機会です。できたからといって受験本番で上手くいく保証はないし,できなかったからといってそれが失敗とは限りません。大切なのは模試の会場で何を感じたか,模試のときに何ができなかったか,またそれがどうしてできなかったのか,自分の中でよく考えてそれを修正することです。
 普段の学習では常に解答や解説が隣にあり,いつでも正解を見ることができるので曖昧にしがちですが,模試ではできない部分が浮き彫りになります。終わったらすぐにできなかった部分を確かめ,それを認め,次に生かすようにしてください。模試の結果が返ってくるまでには時間がかかるため,個票が返ってきたときには「今の自分は受けたときの自分とは違う」と思えるように勉強するのが模試の活用法です。

睡眠はしっかりと,スマホは程々に

 生活面で気をつけておきたいのは特に睡眠だと思います。受験直前期であれば,削る必要がある場合も出てくるかも知れませんが,夏や秋の時点では睡眠を削って勉強する必要はありません。睡眠不足は夏バテの原因にもなります。しっかりと睡眠を取って,起きている間に集中して勉強するようにしてください。
 日常生活ではスマホとの付き合い方も重要です。だらだらとスマホを触っているといつのまにか時間が経っていることもよくあります。「使う時間を決める」「親に預ける」など工夫して,なるべくスマホに触れる時間を減らすことが大切です。

夏休みの学習計画のポイント

 無理のない目標をこまめに立てるのがコツです。なるべく具体的な目標を一週間単位で立てて勉強するくらいがちょうど良いでしょう。やるべきことのリストを作り,「いつまでに」「どこまで終わらせるのか」を必ず決めて取り組むようにしてください。どうしても自分を甘やかして先延ばしにしてしまいがちなので,期限を決めて質も落とさないように,無理のない目標にするのがポイントです。
 加えて,英単語の学習は毎日取り組むべきです。机に座ってやるほどのことではないので,学校や予備校の行き帰りの電車の時間などを利用して,少しずつでも毎日の習慣にしていくことがマストです。

夏休みの1日のスケジュール


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