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医学部推薦入試分析会~東京医科大学・東京女子医科大学~

●VOL.19 東日本エリアマネージャー/東京お茶の水校舎長 佐分篤史

[2015/09/03]


プロフィール

名古屋の大手予備校にて、高卒生の看護・医療コースを担当する傍ら英語講師として教鞭も振るう。メディカルラボの新規開校に携わるとともに、メディカルラボ本部教務統括を歴任。メディカルラボ大阪校校舎長就任後、メディカルラボ西日本エリアマネージャーを歴任。現在は、メディカルラボ東京お茶の水校の校舎長・メディカルラボ東日本エリアマネージャーを担当。
 

なぜ推薦入試は受けたほうがいいのか?

今回は、東京医科大学と東京女子医科大学の推薦入試分析会という形でお話をさせていただきます。推薦入試を考えている方は多くいらっしゃると思うんですよね。私の個人的な意見ですが、ぜひ推薦入試は受けたほうがいいと思います。そこで、推薦入試自体を受けようか迷っている方や、受けたいけれどもどこの大学を受けたらいいかわからないといった方のために、「推薦入試にはこういったメリットがありますよ」というお話をさせていただきます。また、エリアの近い大学である、東京医科大学と東京女子医科大学にテーマを絞ったお話もさせていただこうと思います。
 

医学部の受験動向


なぜ推薦入試を受けたほうがいいのかというお話ですが、その前に一般入試の動向について見てみましょう。国公立医学部の志願者数は昨年減りました。私立に関しても、増加傾向に若干の歯止めはかかってきていますが、やはり年々志願者数が増加しているということが言えます。注目して頂きたいことは、この志願者数です。減ってはいますが、約7万人もの方が医学部を受験している。国公立を含めると、約10万人になります。

 
私立は入試日程の重複が志願者数を左右する

このあとに東京医科大学と東京女子医科大学のお話をさせていただくので、私立を中心に見ていきます。大学別の一般入試の志願者数を見ると、やはり非常に多くの方が受験しているということが言えます。
 
もちろん年によって志願者数の増減はありますが、その大きな理由のひとつは、私立に関していえば日程です。同じ日にどの大学と入試日程が重なっているのかということによって志願者数の増減があります。
 
例えば、東京医科大学は、2014年は久留米大学と入試日程が重なっていましたが、2015年の入試は単独日程で、どの大学とも入試日程が重なっていませんでした。そのため、志願者数がプラス655人という結果になりました。北里大学は2014年、関西医科大学と川崎医科大学と同じ日に入試を行っていましたが、2015年は単独で行われたので、341名プラスという結果になっています。このようにどこの大学と入試日程が重なるかによって、志願者数が増減するということが言えます。 
 
 
推薦入試を勧める理由1「倍率が圧倒的に低い」
私立は非常に志願者数が多く、志願者数÷定員だと、だいたい20倍くらいになります。実質倍率が十何倍というのが当たり前、それが私立です。 
 
では、なぜ推薦入試をお勧めするのかというと、単純に推薦入試のほうが一般入試よりも現役生は受かりやすいと考えられるからです。なぜ受かりやすいのかというと、倍率を見ていただけるとわかります。
 
例えば、東京医科大学の一般入試・実質倍率を見ていくと、2014年一般入試は14.4倍でした。でも、推薦ですと4.9倍となっています。
 
東京女子医科大学は女性だけしか受験できないにも関わらず、10.1倍です。でも、推薦入試(公募制推薦)だと4.4倍です。このように、推薦入試のほうが倍率が圧倒的に低いんです。
 
ただし、注意事項もあります。推薦入試というのは、主に「指定された高校から推薦された者を選抜して決めることをいい、大学が定めた基準を成績調査表などを見て」決めますよということです。何となく世間一般のイメージでは「推薦をもらえたら合格できるのでは?」となっていますが、それは医学部ではなくて一般の大学・学部の話です。例えば、学習院大学の文学部の推薦入試の倍率は、1.1倍です。1.1倍ということは、推薦を受けたときにほぼ合格しているということですよね。しかし、医学部の推薦入試の場合は4~5倍の倍率があるので、推薦をもらえたら必ず合格できるというわけではありません。ただ、一般入試の倍率に比べると推薦入試の倍率は圧倒的に低いので有利だという事は言えますよね。 
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