医系専門予備校メディカルラボ

医系専門予備校 合格者数 No.1※「株式会社東京商工リサーチ」調べ

合格実績

メディカルラボには医学部受験のプロがいます!

医学部合格のための数学力を確実につける方法

●VOL.20 メディカルラボ東京お茶の水校 数学講師 寺井裕人



ヘビーな計算をクリアする方法


医師はミスが許されない職業だと思いますから、数学でも途中の計算が重い問題が多いんですよね。その重い計算をきちっとやってミスをしない学生を大学は求めている。素晴らしい発想や解法ではなくて、決まったことをきっちりやれる人。だって、医師になってメスを握った時に切るべき場所と違うところを切ってしまったらまずいじゃないですか。

計算に時間をかけてもいいと思うんです。考え方がある程度できて、あとは計算だけなのにミスをしてしまうことがいちばん悔しい。計算ミスでまた一年を棒に振るなんて嫌でしょう? だったら多少時間がかかってもいいから丁寧に一つひとつやって、一発で仕留める。やり直しができる時間なんてありませんからね。医学部受験の数学は時間が短すぎるんですよ。僕も「無理だよ、そんなの」って思うことがある。だから、できる問題をやって、できない問題を諦める他ない。できない問題はしょうがないから、できるところまでやって、捨てる。いつまでも未練がましくやらない。これ、もうちょっとやったら解けそうなんですよね」って、そんなに甘くないからね。三行半をつきつけるくらいの気持ちでやらないと。

学習からメンタルまで…メディカルラボは一人の生徒に対するマンパワーが別格

メディカルラボでは講師だけでも、数学で2人、英語が2人、理科が2人…一人の生徒さんにたくさんの大人が関わることになります。「この先生には言いやすいけれど、この先生には言いにくい」ということが生まれると思うんですが、そこがすごくいいですね。この人には心が許せるけど、この人の前ではきちっとやらなきゃいけない、っていうメリハリがあって絶妙です。講師同士も「あの子最近どう?」って話し合うことができる。講師同士が自分のやり方だとかポリシーを超えて、一人の生徒さんをどうやって合格まで持っていくかということを本当に真剣に考えています。「あの子、調子が悪いからどうしようか?」「それじゃ、こういう基本的な問題をやってみましょうか」というような相談をしながら進めています。

さらに、生徒参加型マンツーマン授業は、生徒一人ひとりにダイレクトに教えることができます。集団授業のように平べったい講義を受けて、たとえ何かを思ったとしても若い子は言わないじゃないですか。だから、「これこうだから。わかった?」「ここどうするの?」ってすぐに確認できるのはいいですよね。そうじゃないと個別の意味がないと思うので、おせっかいな近所のおばちゃんのようにくどく確認しています。

僕たちが教えることのできる期間というのは、一年もないんですよね。長くて10カ月。1回目の講義で距離を縮めないともったいない。「時間がないんだよ。そんなに気を遣っていられないから、行くよ!」って言って、いきなり「なんで医者になるの?」とずけずけ聞いちゃうくらい。それが苦手な生徒はいるかもしれないけれど、意外と聞いてもらいたいと思っている生徒さんが多い印象があります。色々悩んでいるんだろうし、苦しんでいるんだろうから。浪人生って何にも属していない時期で、それはとても辛いと思うんですよね。学生でもないし、社会人でもないし、かといってアルバイトをして社会との接点を持てるわけでもない。浪人期間が長くなればなるほど、まだ足りないのか、まだダメなのかと、どんどん内側に入り込んでしまう苦しみを、見ていて感じます。

スタッフの方も何度も面談をして、生徒の気持ちを整理してあげていて…メディカルラボはそういったことを、講師と教務のスタッフ全員でやっているんです。僕の考えを言えば、諦めなかったヤツは勝つと思っています。諦めたらゲームオーバー。「諦めの悪いヤツだけ、ちゃんと残っているよ」というのはいつも言っています。医学部に合格している人は、怪物でも何でもない、同じ人間。同じ人間で医学部に受かって通っている人がいる。だから、やってやれないことはないんです。「本当に自分の持っている夢を実現して医者になりたいんだったら、諦めるなよ」。最後まで諦めないで夢を現実にする人はちゃんといますからね。
一覧へ戻る