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メディカルラボには医学部受験のプロがいます!

医学部英語は「基礎・基本を極める以外に道はなし」

●VOL.14メディカルラボ東京お茶の水校 英語講師 西剛平



医学部受験のモチベーションを保つには


モチベーションを保つのに一番大切なのは、行きたい大学をきちんとイメージして勉強するということだと思います。なので、高二生なんかに、早い段階でオープンキャンパスなどに行けということは言います。正確な目標がないとモチベーションはつかないので、実際に大学を見ることは大事です。

医学部でしたら「医者になる」という明確なビジョンがないと、これだけの勉強するのは大変です。「どういう医者になりたい?」と聞いたときに、「私は産婦人科医になりたいんです」「僕は外科医になりたいんです」という、明確なビジョンを持った子はモチベーションが保ててますね。ある生徒が「国境なき医師団に入りたいんだ」というビジョンを持っていて、そういうビジョンを持っている生徒さんはやはり強いです。

生徒さんの中には「だって、いい暮らしができるから」って答える方もいるんですが、そういった生徒さんは正直厳しいと思います。モチベーションが続かない。それで頑張れたら、それはそれですごいですけど! 前期にそれに近い話をしていた生徒さんがいて、夏でリタイアしてしまいましたから、やっぱりそれだけでは難しいんだと思います。どういう医者になって、どういう貢献ができるかということをきちんと考えるようにとは、生徒さんに話しています。

だから、医学部を受験される方へのメッセージは、「医者としてのビジョンを明確に持つこと」です。もし、明確なビジョンがないのであれば、ちゃんと外に目を向けて医学部の先にある人生を広く見て、「あ、こういう医者になりたいな」ということを見つけてもらいたいですね。
 

最初の一コマで「この先生すごいな」と言わせたい

大学時代から塾の講師と家庭教師をずっとやっていて、そこでは中高生がメインでした。大学卒業後に正社員として就職した塾は、中学生をメインに教えていました。それから2010年に予備校講師になったんですが、ずっと大学受験をする高校生を教えたいなという気持ちがあったので、僕にとっては挑戦でした。

予備校講師となってから、出版社に企画書が通り、問題集『G-MARCHの英語 攻略の英文法150』(開拓社)を執筆するという経験もしました。近年の過去問を掲載するのがいいと思いましたので、過去五年分のG-MARCHの過去問を全部見て、その中から精選して作りました。この本は四択問題を集め、その問題の解答と解説、最後に問題を日本語訳したものを掲載してあって、問題文を英作できる形式になっているんですが、英作文のある医学部を受験される方にはこのような勉強法もあるかと思います。講師をしながらの執筆活動は時間がかかり大変ですが、これからも続けていきたいと思っています。

今後の自分の目標は、講師としての力を付けていかなければならないということはもちろん思っています。本当に研鑽して、自分の力を伸ばしていきたいなと思います。英語力に関して教えられるレベルを持っているのは当然なんですが、もっとこう、なんですかね、生徒さんから「この先生すごいな」って最初の一コマを受けただけで思わせられるような先生になりたいですね。
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